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支援事例
「わからないときは決めずに待つ」
事例01/重症心身障害/40代/横浜市
ご本人・ご家族の同意を得たうえで、個人が特定されない範囲で内容を編集しています。
出生時からの障害により、全身の運動機能と発語に重度の制限がある方です。食事は経口摂取で、その日の体調に合わせた形 態と介助のペースを調整しています。排泄はご本人のタイミングに合わせてトイレへの移動を介助しており、決まった時間で区切らない運用としています。
言語による意思表示が難しいため、表情・視線・呼吸のわずかな変化を手がかりに意向を読み取る方法を、チーム内で記録として共有しています。ここで重要になるのが、読み取りの「ルールを決めておく」ことです。どの反応を「はい」とみなし、どの反応を「いいえ」とみなすのか。担当者ごとに解釈が変わると、ご本人の意思はそのつど別のものとして扱われてしまいます。
支援ルールとして定めているのは「わからないときは決めずに待つ」こと。ヘルパーの判断で先回りせず、確認できるまで動かないことを徹底しています。
長時間の在宅支援によりご家族が休息をとれる時間を確保することも、支援目標のひとつとして明確に設定しています。
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